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天才の育て方

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自分の子供が「天才」と呼ばれたら嬉しくない?そんな天才君を育てる方法の講義でっす。と言っても単に天才ってだけじゃなくて、なんていうか立派な人間?を育てるって意味も入ってるのでそこんとこヨロシク!

そもそも天才とは?

はい、まずはつれづれ思想記/天才の定義を読んどいてくださーい。以下、天才とはこの前提でやっていくのでよろしく!

言っておくけど学校でテストの点がいいのは天才じゃないよ。それはどっちかっていうと秀才って感じ。天才ってのは創る側なのよ。対してテストでやっているのは既に在るものを覚えるっていうむしろ作る側の行動なのね。テストの点がいい天才はいるかも知れないけど、テストの点がいいやつが天才じゃないんだよ。よく言うでしょ、子供のころは神童と呼ばれても社会にでるとただの凡人だったって。求められているものが違うからね。私がここで語っている天才ってのはそういう秀才じゃないよ。"本物の"天才のことなのよ。

天才は育てられるのか?

天才と言うと遺伝だと思ってない?私は絶対に違うと思うね。第一それだったら才能の無いやつは何やってもダメって事になるからね。努力は報われると信じるタイプなんだ、自分。

それじゃあ何が天才をつくるかって言うとやっぱ「親の育て方」だと思うのね。かのエジソンは天才とは1%の才能と99%の努力であると言ったそうだけど、私なんかはこの99%の努力のうち、天才本人の努力は9%くらいで残る90%は親の努力じゃないかと思うのね。だって本人が努力する人間になるかどうかだって親の育て方しだいじゃない。人間はね、遺伝子と言う下塗りこそあれ、基本的には真っ白な状態で産まれてくるのよ。そこに色を付けるのが親の役目でしょ。私が親の育て方が大事だって言うのもそのためよ。

注意事項

天才ってのはものすご〜〜〜〜〜〜〜〜〜く不安定だと思うのよ。頼れるものってのが無いからね。でもって天才ってのは下手すればとんでもない凶悪犯罪者になりかねない。なまじっか頭が良すぎるせいでとんでもない考えを引き起こしちゃうのね。それがだんだんと現実よりになってついには犯罪になっちゃう。怖いよ〜。だって天才なんだからね。不可能なんて無いかも知れない。良心の無い天才はそれだけで死刑もんだよ。だからとにかく良心だけは持たせるように。法律なんて何の役にも立たないよ。最後に罪を止めるのはなんと言ってもやっぱり良心なわけよ。悪い事は悪いと止める、そういう教育ができてないから今の日本は犯罪が多いなんて言われちゃうわけよ。あぁ、でも躾だ何だって度を越したのは駄目ね。まず、親が良心を持たなきゃ。

方法

それじゃ具体的に方法論に入ろうかね。と、もしかしていままでのを読み飛ばしていきなり方法だけ読もうとしてない?いやそれでもいいんだけどせめて上の注意事項だけでも読んどいてよ。読んだ?それじゃ早速方法論にとりかかろうかね。

1、良心をつけさせる

上の注意事項でも書いたけどこれが一番大事よ。どのような人間になるのであれ良心がなければいずれ犯罪者に落ちるのがオチだからね。どうすれば良いかって言うと私はニュースを見せる事をおすすめするね。今なんてニュースを付ければ必ず1日1件くらい傷害事件のニュースが必ず流れちゃってるじゃない。そういうのを見せてやってほしい。それでもって「可哀想に」と言ってやってほしい。これで子供は誰かが傷つけば悲しむ人がいるということを知る。さすがに毎日「可哀想に」と言うのはうざいかも知れないので頻度はほどほどに。それと自殺者が出たら子供に「あなたは絶対にそんなことしないでね」と語ってやってほしい。そうすれば子供は自分が死んで悲しむ人がいる事を知る。これもあんまり毎日毎日言わないこと。本当に自殺者が出た時だけでいい。って縁起でもない話だな。

良心が無いとその子は絶対ダメだね。必ず破綻する。天才に限らず人間なんてのはね、良心が無ければいくらでも悪い方に落ちていくのよ。天才を育てるつもりが犯罪者育てちゃったら嫌でしょ?だから善悪の判断だけはしっかりとできるようにしてほしいね。

2、本を読ませる

基本的にはこれが全てだね。後は付け足しみたいなもん。って付け足しって言ってもその意味は重いんだけどね。

何で本を読むのがいいかっていうと本は知識を教えてくれるからよ。知識は人を縛ることもあるけど、基本的にはその人の助けになるから。一番いい本は知識と共に知恵も教えてくれる本だけどね。

本を読ませるって言ってもいきなり何百ページもある分厚い本を読ませたって意味が無い。そんなんされたらむしろ本嫌いになる。はじめは絵本から。まだお乳を飲んでる頃から読み聞かせてやってほしい。赤ん坊はまだ言葉なんて分からないよ。だけど聞いてれば自然とそのリズムと言うか雰囲気と言うかを敏感に感じ取るんだ。そういうのが大事なわけね。

毎日面倒くさがらずに読み聞かせてやってほしい。買うお金が無かったら図書館にでも行って借りてくればいいんだよ。むしろ子供服を1着買うならその金で絵本を10冊買え、と。そのくらい大事よ。そんでもって親も本を読む。親が本を読んでれば子供も本を読む人間になるのよ。小学生くらいになったら居間のテーブルに読みかけの本を1冊置いときなさいな。いつの間にか気づいて見ると子供がその本を読んでるから。そうなったら占めたものよ。ただ子供はその頃はまだ図書館に行って借りると言う行動力が無いことがあるからあなたが代わりに借りに行ってやりなさい。借りてくる本なんて何でもいいのよ、あなたがいい本だと思えば。しばらくしたら子供にどんな本が読みたいか聞いてみるのもいいかも知れないけどね。

3、子供の「なんで?」にはまじめに答える

子供は「なんで?」「どうして?」と頻繁に聞いてきます。「なんで空は青いの?」とか。それに対してまじめに答えてあげてください。子供には絶対に理解できない内容でも構いません。「空からは全ての色の波長をもった光が来るけど日中はそのうち波長の短く散乱しやすい青が強調されて空は青く見えるんだよ」なんて言っても子供は理解できません。理解は出来ませんがそれで満足するのです。子供にしてみれば親が答えてくれたというだけでも大満足なのです。もし分からない場合は素直に「わからない」と言いましょう。恥ずかしがる事は有りません。分からないものは分からないと言えばいいのです。ここで自分が分からないことを子供に知られたくないがために「そんなことどうでもいいでしょ!」なんて怒ったりしては絶対にいけません。そんなことをしては創る者にとってもっとも大切な「なぜ?」と思う心を忘れてしまいます。天才は疑問の心を持つが故に研究を重ね、真理をつかもうとするのです。それを幼いうちに潰してしまっては成るものも成りません。無知は恥ではありません。むしろ無知を隠そうとする事の方がよっぽど恥ずかしいことです。知らないなら学べばいいのです。

また5歳くらいになったら今度は「お母さん(お父さん)には分からないから自分で調べて見て」と言ってもいいかもしれません。もちろん突き放すような言い方ではなく優しく。これによって子供は"調べる"ということを学びます。「もし分かったらお母さん(お父さん)にも教えてね」と言えばさらに効果的でしょう。もっともそれが子供にとって負担にならない範囲でですが。

・・・なぜかこの項だけ口調が変わったなぁ。

4、家庭は円満に

言うまでもないことだけど喧嘩ばっかりしてる家でまともな子供が育つとは思えないね。子供の頃はさ、心が敏感だからちょっとでも家庭にぴりぴりした空気があると感じ取っちゃうもんなんだよ。しかも感じ取ったものがそのままその子の人格形成にも関与してくるからね。夫(妻、姑、舅etc)とは仲良くしないとだめよ。

5、しかるのではなく説得する

子供が悪い事をしたとする。そこで感情的にしかるのもいいけれどももっと効果的な方法があるんさ。それが子供に何がどう悪かったのか教えて「説得する」こと。小さな子供のうちは悪いと分からずやってることが多いからだめな物はダメとしかった方がいいとは思う。でもある程度成長してくると悪いと分かってても悪い事をやっちゃうということがあるのね。そこで感情的にしかっても子供は「あ〜うるさいな〜」と思って意識的に聴覚からの情報を閉ざしちゃうのね。こうなったら何を言っても無駄。なんせ相手はもう何も聞いて無いんだから。だから耳を閉ざさせないようにする工夫が必要なのね。

それが説得すると言う事。少しでも感情的になれば子供はそれに敏感に反応しちゃうから極力感情を交えずに。口調は穏やかに相手を諭す感じで。そうして子供に何が悪いのか考えさせる。叱るだけではこうやって考えさせる事はできないよ。そうやって「考える」ことで子供はよりいっそう善悪を判断できるようになるんだと思うね。

6、スポーツをやらせる

運動大事よ〜。運動にはストレスを発散させる効果があるし、と言うよりむしろこれができないといじめられちゃいそうな気がするし。小学生の間に球技を一つくらいやらせておいてほしいね。一個球技をやっとけば他の球技にも応用利くわけよ。私なんかな〜〜〜んもやってなかったから体育の時間なんか悲惨だったよ。バスケなんてボールが後ろに飛んでくしね。だから何か1つ。まぁ嫌いなもんを無理やりやらせるのもどうかとは思うけどね。嫌いでもやってるうちに楽しくなることもあるだろうけどさ。

7、好きな事をやらせる

やっぱ人間好きな事やっている時が一番輝いてるわけよ。スポーツにしろ、芸術にしろ、文学にしろ、好きでも無いのに大成した人間はいないと思うね。

だから子供が絵が好きなら描かせなさい。ピアノ好きならピアノやらせなさい。サッカー好きならサッカーやらせなさい。遊んでばっかりで勉強しないのが困る?そんなんどうだっていいんだよ。ここは「天才」を育てるための所なんだから。確かにここでいう「天才」はどちらかというと学問系の意味を指してはいるけども、決して「勉強ができる子供」を育てるための場所じゃないからね。

正直、全ての親が子供に好きな事をやらせるようになれば天才と呼ばれる人間の数は倍以上に増えると思うね。親ってのは子供にとって最も頼るべき者であると同時に、最も子供を縛るモノに知らず知らずなっちゃってるんだよ。それを意識しないとだめね。ただそれは子供を野放しにしろって意味じゃない。子供が何か悪い事をしていたらそれは叱らなきゃいけないよ。そこらへんの判断基準は親しだいだろうね。

8、勉強を無理強いしない

これは好きな事をやらせるってのと同じだろうね。よく今(一昔前?)は"お受験"とかいうのがあるらしいじゃない。あんなん全く持ってナンセンス(死語?)。自論だけどね、勉強ってのは楽しくなけりゃならないんだ。これ読んでる人の中には「勉強ってのはつまらないものだ」って思っている人もいるかもしれないけどね。けどそうじゃない。人間はね、つまらないことはやりたくないの。私だってそうよ。でも私は人の倍勉強してると思う。それは私が勉強が好きだと思っているから。「勉強が楽しい」なんてありえない?うん、私もそう思う。正直、私も勉強が楽しいだなんてちょっと前までは思えなかった。でもさ、どうせやるなら楽しい方がいいに決まってるでしょ?だからたとえ嘘でも「勉強は楽しいんだ」って自分に言い聞かせたわけ。そしたらそのうち本当に楽しくなってきたのよ。

"お受験"ってのはこれの全く逆。寝る間も惜しんで無理やり勉強させられて、それで勉強好きになるなんて200%ありえない。そういう子は確かに有名大学に入るかもしれない。有名企業に入るかもしれない。けどそれだけよ。その後が無いのよ。だって勉強が好きじゃないんだから。むしろその子は人より勉強嫌いだろうね。社会に出てからも勉強は続くわけでしょ。そういう中でその子は絶対に生きていけない。"お受験"をさせる親ってのは多分バカなんだよね。入りさえすればなんとかなると思ってる。全然逆よ、逆。入ってからが勝負なんじゃない。それを入るところで気力使い果たして、入ったはいいが10年後には窓際族、な〜んてことになっちゃうのよ。

だから無理強いは絶対ダメ。子供の方からやる気にならないと。「勉強しろ」「宿題はやったのか?」なんて逆効果。あなたも子供だった頃があるなら分かるでしょ。そんなことを言われたってやる気になるどころかやる気がなくなるだけだってこと。

もっとも自分は言われた事無いけどね、一度も。何でかっていうと言われなくてもやったから。何で言われなくてもやったのかって言われると自分でも分からないんだけど、それは私が(少年犯罪をよく起こすタイプと言われる)典型的な"良い子"だったからってのと、あとは私にとっては勉強ってのが当たり前のものとして生活の中にあったからだろうね。

私は進研ゼ○やってたのよ、幼稚園の頃から。っていってもそこの会社の回し者じゃないよ。それでさ、ポイントは幼稚園の頃、本当に物心つく前からやっていたってことだと思うのよ。特にあれって通信教育だから基本的には本人のやりたい時に自由にできるじゃない?それがよかったんだと思う。これが塾みたいに体調が悪かろうが、気分が乗らなかろうが強制的に行かされるような場所だったら今の私は無かっただろうね。とにかくその結果私にとって勉強というものは決して苦ではなかったのね。むしろ何かを知るという事が楽しかったくらい。「勉強ができる」ためにはそれが大事だったんだと思う。

9、子供を愛する事

愛されなかった子供は人を愛する事のできない子供になる。というわけで子供に愛を与えましょう。何でも抱擁がいいそうな。まぁ小学生くらいになると逆にうざがられるかもしれないけど。

10、乳児のうちから英会話

英語は英語として捉えなければならない。英文を聞く→日本語に訳す→理解するではなくて英文を聞く→理解するでなければならないのです。そのためには何でも英語脳とかいう英語を理解するための部位が脳内に無ければならないそうな。こういった言語をつかさどる部分は5歳までの間がもっとも成長しやすいそうです。なので乳児の頃からゆっくりしたテンポの洋楽なんかを聞かせるのもいいかもしれません。英会話教室に通わせるのもいいですが決して無理強いはしないように。

私の場合、親が毎朝ラジオの英会話教室を聞いていたので朝は(強制的に)英会話で目覚めていました。もしかしたらこれが英語力向上に役立っていたのかも知れません。

・・・英語は何するにしても大事だと思います。特にこれからは。

11、我慢を覚えさせる

とにかく子供は何か欲しいものがあるとすぐに「あれ買って」「これ買って」と言います。そうした時にすぐに買ってあげると子供は世の中なんでも自分の思い通りになるかのように思い込んでしまいます。ですので簡単には買ってあげるべきではありません。おやつだったら週に一度。おもちゃなどなら「クリスマス(誕生日)まで待ちなさい」と言ったところでしょうか。これによって子供は我慢を学び、世の中は決して自分中心に回っているわけではないと分かります。

そのうち子供は「小遣いが欲しい」と言うようになるかも知れません。そうした場合、ただホイホイと与えてしまうのではなくお手伝いをしたらその報酬としてお金をあげる、という形式にすることをおすすめします。夕食後の茶碗洗いで1回10円、フロそうじで20円、洗濯物をたたんで5円・・・というように。これによって子供は労働の大切さを学びます。

12、糖分は控える

何もダイエットの話をしてるわけじゃないよ。糖分(主に精糖)が人に与える影響は悪影響が結構多いんだ。アメリカのある刑務所で囚人達に糖分を控えさせたら囚人内でのいざこざが半分以上減ったと言うし、今日本で凶悪犯罪が増えているのだってお菓子やジャンクフードなどによる糖分の過剰摂取が一端を担ってるんじゃないかって言われてるくらいだしね。

だからおやつにはお菓子よりもおせんべいとか果物がいいね。ちなみに私なんかお菓子を食べるのなんて遠足の時くらいだったよ。オヤツという概念が無かったからね。「母さん、オヤツは〜?」とかたずねる某魚介類家族の坊主頭をテレビで見ては「あれが普通なのか・・・?」とかいつも疑問に思ってたからね。

13、子供をほめる

ほめられれば嬉しいわけよ、誰でも。表面上は照れたり、うざがったりしてるように見えても心の中じゃぁ絶対喜んでる。だからほめてあげなよ。一人でトイレに行けた時。テストでいい点とった時。ケンカした友達と仲直り出来た時。ほめる機会なんて探せばいくらでもあると思うよ。

けどね、あんまり御褒美に物をあげるのはよくないらしいね。物をあげちゃうと今度はもっといい物が欲しくなる。それを手に入れたら今度はもっともっといい物を・・・ってなって欲望にとらわれちゃうわけよ。これはあんまりよろしくない。だから物はあげない。ほめるだけ。本当にすごいことをした時にだけパーティーかなんかを開いてあげてもいいかも知れない。

でも怒る時はちゃんと怒らないと。要はけじめってこと。

14、子供を感情のはけ口にしない

言うまでも無く子供のいる前で誰かの悪口なんて絶対に言っちゃいけない。そんなことしたらその子まで将来どこかで誰かの悪口を言うやつになっちゃうから。もしどうしても我慢できないことがあったら友達同士の集まりの時にしましょう。

15、子供を甘やかさない

子供が可愛いのは分かるけど過保護は最悪。過保護ならば過放任の方がまだマシだと思うね。もちろん中庸が肝心なのは言うまでも無いけど。

子供の喧嘩に親が出てくるのなんてもってのほか。一人じゃ何にもできない子供になっちゃうので過保護だけは絶対にするべきじゃないよ。

最後に子供は親の鏡

こどもは親の言うようにはなりません親のするようになるものですこれは近所のお寺の掲示板に書かれてた言葉なんだけど本当その通りだと思うね。よく犯罪者を捕まえると子供の頃親から虐待を受けていた、なんてのがあるじゃない。あれなんてまさにそうよ。確かにだめな親を持った子供は「絶対にこんな親みたいにはならない」と思うのよ。思うんだけどどうしてもそういう親(人)になっちゃうんだよね。上でも触れたけど「勉強しろ」と言われても子供がやる気になる事など無いと分かってるでしょ。分かっているけど言っちゃうんだよ。それと同じ。この悪循環を断ち切るには親が変わらなきゃいけない。常に自分を戒めてなきゃだめよ。常にってのは厳しいかも知れないけどそのうちその状態が自然になってくるからそれまで頑張って。

本当ね、子供は親の鏡なわけよ。たとえば親が酒飲みで癇癪持ちだったら絶対に子供もそうなると思うね。たとえその子が下戸でも。反対に親がタバコもやらず法律遵守、制限速度も守ります。なんていう聖人みたいな人間だったら子供も絶対そうなると思う。親が読書好きなら子供も本を読むだろうし、親が人を決して裏切らない人間なら子供もそうなるでしょう。

私の理想の親のイメージってのは子供を愛し、読書を好み、教養が有り、人を信じ、暴力は振るわず、善悪の判断をもち、物事の基準がはっきりした人って感じかな。親の性質ってのは子供に受け継がれるものだから親がしっかりしていなきゃならない。ちなみに家が貧乏だからって子供が貧乏になるわけじゃないと思うよ。それは親の性質では無いだろからね。

けどこうして親から受け継いだ性質だって可変のものなのよ。これが変わる原因は何かっていうとやっぱり本なのね。本の中には別の人生が詰まってる。その中から何かを学べるわけよ。親はもう一個の人間としてほぼ完成されているわけだから変わるのは難しいわけよ。そうした場合は本を与えてやって欲しい。もちろん子供のためになる本をね。

おまけ

知ってて役に立つ(かも知れない)ミニ情報。

  • 身長を伸ばすにはタンパク質。肉類、チーズを沢山与えるべし。
  • 正座は足を短くする。いすに座らせるべし。
  • スポーツも芸術も5歳までが勝負なり。鉄は熱いうちに打て。

ヒトコト

さて、どうだったでしょう。ぶっちゃけ私は子供を育てた事なんかありません!だからここに書いているのは現実の子育ての厳しさを知らない若輩者の書いた理想論です。

もっともここに書かれている事を実践したからといって100%その子が天才になるとは限りません。私自身、かなり危うい時期がありましたからね。もう世の中全てがどうでもよくなって死んでしまおうかという。その時に私の死を止めたのは死への恐れと、自分が死んだら悲しむ人がいるだろう、という気持ちでした。恐怖は大事です。それ以上に愛は大事です(クサッ)